【漫画】アンサングシンデレラ病院薬剤師 葵みどり(単行本 2巻)あらすじと感想、ネタバレなし!薬剤師でも職場が違うと・・・⁉︎
『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 2巻』
同じ薬剤師でも
調剤薬局の薬剤師と
病院薬剤師との壁や
服薬管理のむずかしさなどがえがかれています。
『月刊コミックゼノン』で2018年7月号より連載中!
:コアミックス編集・発売、ノース・スターズ・ピクチャーズ発行(令和2年4月1日からコアミックスと合併)、徳間書店(パートナー)/『週刊コミックバンチ』の後継誌の1つ/単行本はゼノンコミックスより発行
コアミックス公式サイトお知らせ:http://www.coamix.co.jp/news/category/info/
Contents
【放送日決定】「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(毎週木曜22時~※初回15分拡大)が、7月16日から放送開始
【フジテレビ】4月9日木曜日スタートのドラマ『アンサング・シンデレラ』石原さとみ;主演の放送延期!
フジテレビで「木曜劇場」として
『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』が
令和2年4月9日(木)午後10時から放送予定でした。(初回は15分拡大!)
が、
新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、ドラマの撮影を休止したようです。
この措置にともない、4月9日木曜日の放送スタートが延期となりました。
放送日が決定するまで
『グッド・ドクター』(山崎賢人主演/2018.7放送)の再放送を見ることができます!
https://www.fujitv.co.jp/unsung/
病院薬剤師vs調剤薬局の薬剤師
同じ薬剤師でも
病院で働く薬剤師は患者さんのカルテを見ることができますが、
調剤薬局の薬剤師は、カルテを見ることができません!
また、
調剤薬局では薬剤のこと以外に
レセプト(保険請求)などの事務的な仕事も行っています。
病院の場合は、
レセプト(保険請求)の仕事は事務職の方がやっています。
薬剤師がやらなくてもいいんですね!
【あらすじ】『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 2巻』ネタバレなし!
ある日のこと、
入院されてくる患者さんのお話です!
【調剤薬局】24時間営業の薬局はありがたい!でも…
その方は、人工透析をしながら小学校の教師をされています。
たいへんな生活です!
週に3回の透析日は、早めに小学校から帰らせてもらっています。
透析1回につき約4時間もかかるのです。
ほんとにたいへん!
透析日の翌日は
前日にやり残した仕事を夜遅くまで、いのこりでなんとかこなしています。
なので、
夜間透析のできるクリニックで透析をし、
夜遅くまで開いている薬局でお薬をいただく生活になります。
この患者さんは、
駅前にある24時間営業の「ナカノドラッグ」を利用されていました。
入院する際に、
大量の薬が入った紙袋を抱えてやってきました。
底の方には、飲み忘れの古い薬が。。。
お薬手帳はどこに行ったのやらという状態です。
こんな状態では、きちんと服薬できているとは思えません。
時間に追われる生活をしていると、
だれでも、
このような感じになるでしょう‼︎
さらにみどりちゃんが憤慨したことは、
調剤薬局から薬の説明や副作用の説明などがきちんとされていないことが分かったからです。
いい加減な調剤をした薬局に怒りをおぼえたみどりちゃん!
「ナカノドラッグ」に乗りこんで行っちゃいます!
なんと!
行動力があるみどりちゃんで〜す。
【薬剤師】病院内薬局vs街の調剤薬局!職場が違うとこんなにも…
「ナカノドラッグ」に勤務する薬剤師は小野塚さん。
小野塚さんからの逆襲にあうみどりちゃん!
しかし、
みどりちゃんは、病院薬剤師ではない薬剤師の仕事を垣間にることになります。
24時間営業の調剤薬局では、みどりちゃんの想像すらできなかった苦労がありました。
「ナカノドラッグ」では、
夜間の時間帯は、すべての業務をたった1人の薬剤師がこなします!
朝から通常に働き、そのまま夜間業務に突入し翌朝の9時までの連続勤務なのです!
小野塚さんは、なんとこの夜勤を週に3回もこなしていました。
こちらの生活もすごいですね!
薬剤師としての学習もおろそかになります。
それでも勉強しようと買っていた本は、積みあげたままになっています。
みどりちゃんも薬剤師!
小野塚さんも薬剤師!
同じ薬剤師です。
でも、
職場が違うとこんなにも見ている景色が違うなんて!
患者さんにとってはどちらも同じ「薬剤師」!
患者さんのために働いているのも同じのはずです!
入院中では、
看護師さんや薬剤師がきちんと患者さんが服薬できているか、
みまもって管理し、指導も行います。
が、
退院してからが心配なんです!
そこで、
みどりちゃんはハク(羽倉)と一緒に、
退院してからもきちんとお薬をのんでもらうようにあるものを作ります。
忙しいなかでも、しっかり自己管理ができるように願いをこめて!
そんな時、
みどりちゃんの上司の瀬野さんが「ナカノドラッグ」を訪ねていきます。
この瀬野さん、みどりちゃんに輪をかけた行動力の持ち主です!
「ナカノドラッグ」の小野塚さんにある提案をするのでした!
はたして「ナカノドラッグ」の小野塚さんはその提案に応えてくれるのでしょうか!!!
【感想】『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 2巻』
24時間営業!
便利です!
さらに、365日営業!
最高!
時間を選ばず、いつでも利用できるなんて!
と、
お客さんの利便性を追求してはじまったビジネスモデル!
1975年に福島県で、
コンビニの24時間営業がスタートしたのがきっかけではないでしょうか!
そこからバブル景気(1986年〜1991年ごろ)もあいまって、
あらゆる業界で24時間365日営業が急増しました。
45年(約半世紀)の時を経過して
現在では、
24時間365日営業の限界が各業界で噴出しています。
そして、
24時間営業から撤退がはじまってきました。(2018年ごろから)
利用する側の利便性を追求した結果がでました!
忙しく働く方
仕事で昼夜が逆転している方
などなど
24時間365日営業が
どうしても必要な方々がいらっしゃるのはたしかです!
そこです!
確信はそこにあります!
このものがたりでは、
学校の先生です。
忙しい業界の方が病気になったら。。。
それを目当てに調剤薬局の24時間!
負の連鎖のはじまりです!
『利便性』の大義名分の元で、
『安心・安全』を置き去りにしていないでしょうか。。。
医療の現場では特に
『利便性』と『安心・安全』の比重が、
『利便性』にかたむいてはなりません!
また、
お金儲けにかたむいても。。。
少し立ち止まって
経済を考えてみるのもいいかもしれません。
自分が
大切な家族が
親しい友人が
経済の渦に巻き込まれて、
命が脅かされる現状を。。。
薬剤師さんはじめ
医療にたずさわる多くの方々には
感謝のおもい
ただそれだけです!
いつもありがとうございます!
この物語のエピソードで、
こんな感想をもちました!
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