【漫画】アンサングシンデレラ病院薬剤師 葵みどり（単行本 3巻）あらすじと感想、ネタバレなし！信頼があってこその医療！

まんが単行本『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ３巻

エピソードは2つ！

 

どちらものお話も

知っているようで実はそんなに知らなかったことがあったんだ

と

感じるものです！

 

いつ

自分や家族、友人に起こるかもしれない病気なので

ためになるよ！

 

 

『月刊コミックゼノン』で2018年7月号より連載中！

：コアミックス編集・発売、ノース・スターズ・ピクチャーズ発行（令和2年4月1日からコアミックスと合併）、徳間書店（パートナー）/『週刊コミックバンチ』の後継誌の１つ/単行本はゼノンコミックスより発行

コアミックス公式サイトお知らせ：http://www.coamix.co.jp/news/category/info/

 

【放送日決定】「アンサング・シンデレラ　病院薬剤師の処方箋」（毎週木曜22時～※初回15分拡大）が、7月16日から放送開始

 

 

【フジテレビ】4月9日木曜日スタートのドラマ『アンサング・シンデレラ』石原さとみ；主演の放送延期！

フジテレビで「木曜劇場」として

『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』が

令和2年4月9日（木）午後10時から放送予定でした。（初回は15分拡大！）

が、

新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、ドラマの撮影を休止したようです。

この措置にともない、4月9日木曜日の放送スタートが延期となりました。

放送日が決定するまで

『グッド・ドクター』（山崎賢人主演/2018.7放送）の再放送を見ることができます！

https://www.fujitv.co.jp/unsung/

 

 

第11話〜第15話『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ３巻

単行本『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ３巻

第11話から第15話が収録されています！

 

第11話、単行本『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ３巻

第11話はインフルエンザにまつわる1話完結のお話です。

 

インフルエンザウイルスのお薬である“タミフル”！

その“タミフル”に関すること

さらには

予防接種のこと

詳しくえがかれています。

 

第12話〜第15話、単行本『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ３巻

12話から15話は、がんの患者さんとその家族のお話しです。

 

がん患者さんのおじいちゃんと

一緒にくらしているお孫さんに。。。！

 

 

がんの生存率（がんと診断されてからの生存率）

2006年から2008年にがんと診断された人の5年相対生存率は、男女あわせて62.1％（男性59.1％、女性66.0％）

〈国立がん情報センター がん情報サービス〉

 

 

がんの患者さん、それも末期の。。。

その境遇にならないとわからない部分も多いですが、

医療関係者の皆さんには、これが日常なんですね。

 

 

【感想】『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ３巻

『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ３巻、第11話の感想！“説得よりも納得”

第11話では、インフルエンザウイルスのお話です。

インフルエンザウイルスに対して使われるお薬、タミフルに感すること。

 

患者さんはいろんな情報に日々触れています。

多すぎる情報の中から比較的正しい情報を選別するには、専門家でもない限りむずかしいです。

そのためにわかりやすく解説しているテレビのニュースバラエティが花盛りです！

が、

ここにも落とし穴があります。

スポンサーや

そもそもテレビ局の方針など

さまざまな『力』がくわわった結果が放送されています。

 

メディアリテラシーが視聴者に求められています。

 

 

また、もっとひどいのがネットニュース！

自分が検索した結果、好みのニュースを提示するシステムが組まれているです。

その結果は、かたよった情報しか得られないものとなります。

 

リテラシーを高めるよう心しておかないと

とんでもない『モンスター』になってしまいます！

 

 

自分好みの情報に固執するより、広い視野でものごとを見ていきたいですね！

 

 

ワクチンや薬の副反応（副作用）に固執していれば、

公衆衛生（広い視野）の面で迷惑者になりかねません。

 

 

 

数年前に、

ワクチンを子供にうたせない『ママ』たちが声高に叫んでいた時期がありました。

 

今（2020.1〜）、

世界中で新型ウイルスが猛威をふるっている状況です。

 

人口の7割位上が感染するか

もしくは

ワクチンができないと収束しないと言われています。

 

将来ワクチンが開発された時に『彼女』たちは、

ワクチンを自分や大切な家族にうつのでしょうか。。。

 

第12話〜第15話の感想『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ３巻、理想の体制チーム医療！

第12話から第15話までのがん患者さん家族のお話し！

そこでは、

チーム医療に関していろいろ考えました。

 

 

がん患者さんのご家族が体調をくずしてしまう。

医療は患者さんだけをみていればいいのではないんです！

 

医療従事者には、

特に医師には、

その想像力が必要になってきます。

（器量がせまい医師には当たりたくないですね！）

 

また、

その情報をとり上げられる体制が要求される病院！

 

余裕がないとできないことです。

（ヒト・モノ・カネ・情報、すべてに余裕がないと！）

 

理想である『チーム医療』

はたしてどこまでの病院で実践されているのでしょうか。。。

 

『食』も大事な医療の一部！

単行本『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ３巻

第11話から第15話では登場しませんが、

栄養士さん調理師さんも重要ですね！

 

 

『食』

生命の源です！

病院内では数少ない『生命力』をになっている分野ではないでしょうか。。。

 

 

『薬食同源』（まずはじめに古代中国で生まれた言葉）

『医食同源』（薬食同源をもとに日本でつくられた言葉）

 

薬剤師さんの漫画では、

もっと『食』を深掘りしてもと思ってしまいました！

 

 

医療用語にも解説が必要！

単行本『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』 ３巻で登場する、

印象に残った言葉！

 

1つ目は、「標準治療」です。

標準治療とはどういう治療なのかが、分かりやすくていねいに説明されていたと思います。

 

「標準」と聞くと、

その上にも治療法があるのか

標準の下も

と「松竹梅」のランク付けのように考えがちです。

 

しかし、この「標準」とは

「一般的に行われる、はじめに選択される」

という感じの意味です。

 

 

次に「認定薬剤師」という言葉もでてきました。

 

特定の医療分野において規定の研修を積んだ薬剤師さんのことです！

その分野で、高度な知識や技量を持っている証明ですね。

この物語では、

『がん薬物療法認定薬剤師』が登場しています！

 

 

3つ目は、「緩和ケア」。

こちらの言葉を聞いてしまうと

「積極的な治療をあきらめる」

「もう手の施しようがないから見放した」

と

いういうイメージをもってしまいます。

 

こちらのイメージも誤解です！

 

 

最後に「第二の患者」という言葉！

重い病の患者さんの家族や親しい人が、患者さんと同じやそれ以上に苦しむことがあります。

患者さんの背後にも目をむける。

 

特に医師には必要な言葉ですね！

 

 

 

薬剤師さんだけでなく、

医療にたずさわる多くの方々のリアルな現実をかいま見れる秀逸の作品です！

 

 

日々、

患者さんと向きあうなかで、

いろいろなことに悩まれて

それでも

日々の業務を精一杯されている。

 

 

病で弱っている方々に

心強い存在！

 

 

もっともっと

理想を追求していただきたいです！